お客様からよく質問があるのは「母親が着ていた訪問着を仕立て直しして、寸法に合ったもので着たいのですが、相談にのってもらえるでしょうか？」あるいは「シミがついてひどいのですが、直せるのでしょうか？」というお手入れの質問もよくあります。
仕立替えや生洗い洗張、あるいはしみのひどいものは色掛けして地色を替えるなどのリフォームも当店で行っております。

タンスに眠っている訪問着はありませんか？　お母さんが着ていたもので、もし変色があったら元柄を活かして染替えすると新しい訪問着に蘇ります。元のしみが隠れるように同色系の色で染めてみると、しみが隠れてさらに新しいイメージの着物になります。

また、色無地の着物でしたら、色抜きして訪問着の柄に染替えすることも可能です。
染替えは専門ですから、是非ご相談下さいませ。

仕立替えを希望される方は、着物を拝見させていただければ、お客様の身長に合わせて裄や身丈が最適なものに替えられるか判断ができます。
最近は、身長160cm以上の方も増えておりますので、昔の着物の場合は裄や身丈が取りきれない場合がありますが、御丈は胴はぎして指定寸法に合わせることも可能です。
また、しみがある場合は、古くて黄変したものや、色焼けしてあるものでも修復する高度な技術を持っている職人さんが専属でおりますので、かなり修復が可能です。

一般の呉服店と異なり、染替えや仕立替えの専門店ですから多くの経験がありますので、どうぞお任せ下さいませ。

着物は洋服と異なり、20年以上しても、デザインがそのまま使える例がよくあります。
ところが、仕立替えをしたところで、帯締や帯揚を昔のまま使ってしまうと、それだけで、古臭い印象になってしまう場合もあります。そこで帯締や帯揚の配色を合わせる事が重要です。

さらに、ご予算に余裕があれば、お持ちの帯が古ければ、着物に合った最新コーディネートに思い切って変えてしまう方が安心です。

お客様からのお話しですと、呉服専門店では、染替えはあまり請け負ってないと言われます。
また、近くにある京染め店では、染めは出来ても、センスのいい帯や、小物などを合わせて素敵なコーディネートが出来るか心配であるという声も聞きます。

染替えが出来る京染め店は全国にありますが、染替え出来る技術があることとコーディネートが出来るセンスを持つ技術とは異なります。当店は、染替えだけでなく、古い着物を着物姿として、現代に相応しい装いに創り上げることが出来ます。
その中で重要なポイントは、お客様のご予算の範囲の中で充分、素敵な装いを完成させる事です。

訪問着の仕立て直し、裄出し直し、その他、生洗やしみ抜きなど通信販売で承ることが可能です。ご相談の時は、お電話かメールでお打ち合わせさせていただき、仕立て直し可能かどうかを判断致します。手持ちの帯締めや帯揚げなども、お写真あるいはメール添付で頂けましたら活かせるかどうか判断ができます。
採寸も通信販売であってもご安心いただけるようにノウハウがありますからご安心ください。お分かりにならない点はお気軽にご相談くださいませ。

訪問着の仕立替え、無地目引き染めの例をご紹介いたします。
シミ抜きがある場合は、その程度によって異なりますので、別途見積りになります。しみ抜きの場合は簡単なもので５〜６千円。少し広範囲のものは8千円から1万円前後。しみがきついものは1万3千円から2万円する場合もあります。

訪問着の仕立替え価格の例です。

ガード加工別途8,500円 (税込9,350円）。シミがあるものは、別途シミヌキ代がかかります。
納期は、洗張で約１ヶ月、仕立上がりで１ヶ月掛かります。お急ぎの方はお問い合わせ下さい。

無地目引き染め価格の例です。

ガード加工別途8,500円 (税込9,350円）。シミがあるものは、別途シミヌキ代がかかります。
納期は、洗張で約１ヶ月、仕立上がりで１ヶ月掛かります。お急ぎの方はお問い合わせ下さい。

訪問着の作成例は、お客様コーディネート例をご覧下さい。
振袖、訪問着、色無地、小紋から紬、江戸小紋まで、仕立替えもしみ抜きも専門です。
訪問着以外の作成例もご覧下さいませ。

>>作成例の続きは、こちらをクリック