top振袖プラン各種お客様の声振袖作成例店舗情報無料見積もり・問い合わせ
サイトマップ お分かりにならない点は、どうぞお問合せ下さいませ。 店主の振袖お見立て体験記

3) 忘れられない笑顔

探し求めていた振袖がやっと見つかった!

>>4)へ


「店主の振袖体験記」渡辺様の場合 探し求めていた振袖がやっと見つかった!

出会い――それは1本の電話から始まりました。

当店のホームページを見たと、電話をして下さったのは渡辺様という女性。

お嬢様の振袖を選ぶにあたり、さまざまな呉服店を回ったそうですが、気に入ったものがないとのこと。
よくお話を聞けば聞くだけにとても、お好みの振袖選びに好みに近い商品はあるのですが、100%ではなくてと、困っていらっしゃいました。

渡辺さんが探していた振袖は、ピンクの地色の古典柄。留学を前に、外国でも見栄えのする格式の高いものという、お嬢様の希望でした。
しかし、そういった着物は値段が張るし、購入を諦める寸前まできていたのです。
そんなとき、たまたま見つけたのが当店のサイト。

ここなら相談に乗ってもらえるに違いないと確信して、電話をして下さったのです。
これが渡辺様との出会いでした。

渡辺様親子は、あるこだわりをお持ちでした。
そのご意向を聞くため、電話で長い時間お話をした結果、あるブランドがお好きということがわかったのです。

しかし、値段が高い・・・そこが思案のしどころでした。予算、柄の好みなど、すべてを満たす商品は簡単には見つかりません。

揃うには揃うが95%、後の5%はどうでしょうかと、正直に伝え、それなら展示会に一緒に行ってみませんかと提案をいたしました。

東京で開かれた大きな振袖展示会で、渡辺様に初めてお目にかかったのです。

しかし、初めてとは思えぬほど打ち解けられたのは、電話で長い間、お話したからでしょうか。
とてもうれしく思いました。

渡辺様の好みは、頭に入っています。

ですから、展示会には早くから行って下見の準備をしていたのが、時間の短縮にもつながったと思います。展示会を見たお嬢様は何枚か気にいった様子。

そしてついに満面の笑みで、一枚の振袖を持って現れました。
第一印象が良かったようです。ピンク色で古典柄、しかもどことなく格式が高い雰囲気。

私もこれならぴったり、間違いないと思いました。

それから、あれよあれよという間に、帯から帯締め、伊達襟まで、すべてが揃い、ご本人もそれはそれは大喜び。お母様も「いいわね。やっとこの一枚が見つかった」と感慨深げです。

ちなみに帯はピンクの着物が締まるように黒地の古典柄。伊達衿は若草色で、帯締めは格式のある平組みの朱色を選びました。

少し予算オーバーでしたが、小物などで全体を調整し、予算的にはクリア。

渡辺様は、
「これまでいろいろ探したけれど、これはというものがなかったんです。100%気に入った着物に出合えて、これ以上の満足はありません」
と、その喜びを伝えてくれました。私にとっても、渡辺様にた思いが伝わったことは、長い経験の中でも一番の喜びだった気がします。

その後、振袖姿のお写真を見せていただきましたが、とても素敵な装いで本当にうれしくなりました。

●今回のポイント

★渡辺さんが私のコーディネートを信じてくれた、これに尽きると思います。
売り上げ主義ではなく、お客様のご意向に合わせ、時間をかけても、その人にふさわしい商品を探したいと思うのです。
振袖選びのポイントは、ご自分の好みを、より強くイメージにまとめておくことが大切。
まとめてあれば、出合ったときにすぐに、決められる。

わかってないと、本当にどれにしていいか、迷ってしまうんですよね。

そうであってはならないと思います。

ご来店予約・お問い合わせ